ほっこりサロン/介護保険を使った住宅改修セミナー

介護保険を使った住宅改修について

【セミナー講師/東和建設(株)代表取締役 鈴村敬太】

工事は手すりの取り付け、段差解消、和便器を洋便器に変更、畳をフローリングにな
どいろいろできます。

費用は20万円を限度に1~3割負担で残りは市に補助してもらえます。

以下、介護保険を使った住宅改修の流れについてご説明します。

1.初めに介護認定を受けます。

申請→調査→認定の順に進んでいきます。

申請にあたってのご相談は最寄りの区役所もしくは「いきいき支援センター」で説明
を受けてください。

申請後、認定調査として調査員が自宅に伺い心身の状況等を調査します。

認定は調査より30日以内となります。住宅改修で介護保険を使うためには要支援1~2
でも要介護1~5でもかまいません。

2.施工業者に依頼

手摺等どんな工事をするのかを施工業者もしくはケアマネージャーと相談して決定し
ます。

施工業者はアドバイスも含め書類の作成などが必要なため、できれば経験のあるとこ
ろが望ましいです。

心当たりがない場合はケアマネージャーさんに紹介してもらうことができます。

3.工事申請

必要書類をそろえて区役所に申請します。申請は施工業者がしてくれることもありま
す。

4.審査決定

区役所より決定通知が届きますので、施工業者に施工を依頼してください。

5.工事着工、竣工

工事を予定通り進めます。

6.支給申請書提出

区役所に完了写真等書類を提出します。

7.住宅改修費の支給

指定口座に市役所より補助金額が振り込まれます。

以上の流れで手摺等の取り付けを行います。